米小売大手クローガーと蘭ケージフリーエッグ生産Kipster Farmsは12月1日、世界初のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)でのケージフリー卵「Simple Truth」の販売に向け協働すると発表した。米国の一部小売店舗で2022年から販売予定。
今回のアクションは、クローガーのESG戦略「Thriving Together」の一環。また同社は、ケージフリーエッグへの移行も進めており、その一助となる。
Kipster Farmsでは、動物福祉に関する非常に高い基準を採用。ケージフリーで、自然に近い森の中で、日当たりがよく、屋外での活動が可能な環境で飼育している。さらに、飼料は、パン屋や食品企業からの食品廃棄物を使用。大気汚染物質の排出も抑制し、従業員と動物の健康影響も最小化している。その上、電力は屋上太陽光発電で調達している。
Kipster Famrsは今回、同社の生産手法を、古くからのサプライヤーである米国インディアナ州ノースマンチェスターの養鶏MPS Egg Farmsに対し、独占的に提供。MPS Eggsが生産したケージフリー卵をクローガーの一部店舗で販売する。
【参照ページ】Kroger and Kipster Farms Announce Plans to Bring the World's First Carbon-Neutral Eggs to U.S. Customers
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら