英金融大手バークレイズは11月17日、英環境専門サービスSaveMoneyCutCarbonと協働し、同社商業銀行の法人顧客に対し、二酸化炭素排出量、エネルギー消費量、水消費量の削減に向けたアドバイスサービスを提供すると発表した。
SaveMoneyCutCarbonは、2012年に設立。顧客の二酸化炭素排出量、エネルギー・水消費量の削減とコスト削減を支援してきた。同社はこれまで、プロジェクト1,000件の監査と導入を実施。ケンブリッジ大学病院NHSファウンデーショントラスト(CUH)運営のアデンブルックス病院への供給で、NHSサステナビリティ・サプライヤー・オブザイヤーも獲得した。
今回のアクションは、バークレイズの投融資クライアントのサステナビリティ転換支援コミットメントの一環。同社商業銀行の法人顧客は、SaveMoneyCutCarbonによるビデオ通話でのメンタリングを無料で利用できる。同サービスには、二酸化炭素排出量削減機会を特定するための監査やESGレポーティング支援も含まれる。
両社の協働は、バークレイズが2020年に環境イノベーションへの戦略的投資プログラム「サステナブル・インパクト・キャピタル」を通じて行った1.75億ポンド(約270億円)の投資が発端。
【参照ページ】Barclays and SaveMoneyCutCarbon announce collaboration to help Corporate Banking clients reduce carbon emissions and energy bills
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