豪小売大手ウールワースは11月17日、オーストラリアの店舗で、使い捨てプラスチック製の食器・容器の販売を廃止したと発表した。プラスチック消費量を、年間2100t削減できる見込み。
同社は、事業全体でのプラスチック削減と製品サステナビリティ向上を推進。2023年末までにプライベートブランド(PB)商品の包装・容器を100%リサイクル可能、堆肥化可能、再利用可能のいずれかに対応したものに転換することも目標として掲げている。
消費者は、サトウキビパルプ製のボウルやプレート、木製食器、紙製プレートや紙カップを購入可能。紙製や木製の商品は全てFSC認証を取得したものに限定する。使い捨てプラスチックを廃した製品群は全部で約50品目に及ぶ。
同社は、使い捨てプラスチック対策を段階的に進めてきた。2018年には、豪小売大手として初めて、使い捨てプラスチック製ストローの販売を中止したことで、年間3.3億本以上の販売がなくなった。同年には使い捨てレジ袋も廃止し、それ以来90億枚以上のレジ袋がなくなった。プラスチック製の綿棒の柄も、紙製やサトウキビの茎製のものに変わっている。
【参照ページ】Woolworths continues to grow greener, removing single-use plastic picnicware from stores nationwide
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら