金融世界大手米シティグループは11月22日、再生可能エネルギー分野の推進や技術開発に投資するファンド「Breakthrough Energy Ventures(BEV)」の支援プロジェクト募集プログラム「ブレイクスルー・エナジー・カタリスト」とパーナーシップを締結したと発表した。
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同社は今後5年間、同ファンドに1億米ドル(約115億円)を投資予定。アーリーエクイティ投資では、シティ・インパクト・ファンドを通じ、5,000万米ドル(約58億円)を投資。その後、残りの5,000万米ドルを投資する。
シティ・インパクト・ファンドは、同社が2020年に発足。人材開発、金融リテラシー向上、物理・社会インフラ構築、サステナビリティ、経済的機会創出等に取り組む企業に対するエクイティ投資を行っている。ブレイクスルー・エナジー・カタリストへの投資を含め、総額2.5億米ドル(約288億円)規模。同アクションは、2030年までに1兆米ドル(約115兆円)のサステナブルファイナンスを行う目標の一環でもある。
同社は、ブレイクスルー・エナジー・カタリストや参画企業のアクションがクリーン・テクノロジーのコスト削減に寄与し、同技術の普及を加速されると説明。まずは、二酸化炭素の直接空気回収(DAC)、グリーン水素、長寿命エネルギー貯蔵、持続可能な航空燃料(SAF)の4つに注力する。
【参照ページ】Citi Joins Breakthrough Energy Catalyst as Anchor Partner to Accelerate the Clean Energy Transition With $100 Million Commitment
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