IT世界大手米IBMとアマゾン傘下のAmazon Web Services(AWS)は11月15日、IBMの「IBM Open Data for Industries for IBM Cloud Pak for Data」とAWSクラウドを組み合わせ、エネルギー業界向けのデータソリューションを提供すると発表した。データを活用したイノベーションを後押しする。
両社は、エネルギー業界では大幅な二酸化炭素排出量削減が要求されているにもかかわらず、データ環境の不備により、イノベーションが妨げられていることに着目。オープン型のデータベースを構築することで、業界全体でのデータ障壁を撤廃し、イノベーションを強化する。
今回の両社の発表は、 ベンダー中立技術コンソーシアム「オープン・グループ」のOSDUフォーラムが3月に策定した「OSDUデータ・プラットフォーム」と、IBMとAWSが協働することを意味している。OSDUデータ・プラットフォームは、エネルギー業界を対象としたオープンソースかつ標準ベースの技術を問わないデータ・プラットフォーム。OSDUアプリケーションを、IBMのレッドハット・オープンシフト上に構築し、AWSクラウド上で実行できるようにする。
【参照ページ】IBM, Amazon Web Services Join Forces to Help Oil & Gas Industry Accelerate Energy Transition
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