世界18機関は11月17日、企業や機関投資家向けのインパクトマネジメントを主流化させるための検討プラットフォーム「インパクト・マネジメント・プラットフォーム」を発足した。国際会計基準審議会(IASB)を運営するIFRS財団が発足した国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)にも助言する。
【参考】【国際】IFRS財団、バリュー・レポーティング財団とCDSBを統合。国際サステナビリティ基準審議会発足(2021年11月4日)
同プラットフォームの構成メンバーは、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、国連責任投資原則(PRI)、国連開発計画(UNDP)、国連経済社会局(UN DESA)、経済協力開発機構(OECD)、国際金融公社(IFC)、World Benchimaking Alliance(WBA)、GRI、CDP、CDSB、バリュー・レポーティング財団、資本連合(Capitals Coalition)、GIIN、B Lab、GSG(Global Steering Group for Impact Investment)、Social Value International(SVI)、ハーバード・ビジネス・スクールのImpact-Weighted Accounts Initiative(IWAI)。
同プラットフォームは、2017年から5年間活動してきた「インパクト・マネジメント・プロジェクト(IMP)」を発展させたもの。IMPでは、サステナビリティ情報開示イニシアチブの促進、企業報告に関するビジョンの調整、IFRS財団でのISSB設立支援等が主な活動としてきた。現在、ISSBが設立されたことで、次の展開として企業や機関投資家でのインパクト追求に焦点を絞る。
早速、同プラットフォームは、第1弾の成果物としてオンラインツールをリリース。組織のインパクト・マネジメントのステップを提示した。今後は商品単位でのインパクト・マネジメントも同ツールに盛り込む。
【参照ページ】LEADING INTERNATIONAL ORGANISATIONS LAUNCH PLATFORM FOR CLARITY ON IMPROVING SUSTAINABILITY IMPACTS
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら