金融世界大手仏BNPパリバは10月27日、仏エネルギー大手EDFに対し、事業会社向けで世界初のグリーンレポ取引(現金担保付債券貸借取引)を実行すると発表した。EDFは2013年にグリーンボンドを第1号発行。2020年には「グリーンボンド・フレームワーク」を定めている。
今回のレポ取引は、調達資金使途をEDFの「グリーンボンド・フレームワーク」に準拠することで成立。今回のディールでは、EDF子会社のEDFリニューアブルズが米カリフォルニア州で開発した太陽光発電165MWとバッテリー40MWの併設発電所「Big Beau Solar」が対象案件。EDFは今回のグリーンレポ取引で、資本コストを削減できたとしている。
グリーンレポ取引に関しては、国際資本市場協会(ICMA)が4月にコンサルテーションペーパーを発行。市場の整備を行おうとしている。
【参照ページ】BNP Paribas will execute a green repo with EDF, a first for a corporate
【参照ページ】Green and sustainable finance: What is the role of the repo market?
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