米アパレル大手Allbirdsは11月3日、ナスダック市場に上場した。今回の上場では、同社が8月に「サステナブル株式公開(SPO)」フレームワークを発表し、注目を集めていた。しかし、米証券取引委員会(SEC)からの反対もあり、最終的にSPOフレームワークは取り下げざるをえなかった。
【参考】【アメリカ】Allbirds、サステナブル株式公開(SPO)フレームワーク発表。主幹事証券でもESG(2021年9月9日)
同社のCFOが、英紙フィナンシャル・タイムズに語った内容によると、9月には、SPOに関する記述を目論見書から削除し、代わりに「持続可能性の原則と目的」の枠組みのみを記載し。しかし10月には、記載したフレームワークの半分も削除することになったという。詳細については明らかにしていない。
変更を迫られた背景については、IPOコストを増大させる可能性があることや、他の企業にもSPO行為が波及するという考えがあったという。SECもノーコメント。
同社株価は、上場初日に93%も上昇したが、その後は下落してきている。
【参照ページ】Allbirds dropped ‘sustainable’ claim from IPO after SEC objection
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