風力発電国際業界団体の世界風力会議(GWEC)と、太陽光発電業界団体の世界太陽光会議(Global Solar Council)は11月2日、合同で「世界再生可能エネルギー同盟」を設立する覚書に署名した。双方のナレッジや経営資源を活用し、活動のインパクトを増大させる。
世界再生可能エネルギー同盟は、世界各国に対し、カーボンニュートラル目標を達成するためのエネルギートランジションの行動計画の実施を要求。石炭火力発電の新設や投資の禁止を国別削減目標(NDC)に盛り込むとともに、再生可能エネルギーの設備容量比率の引き上げを求めた。さらに、設備容量の増加を容易にする許認可制度や、発電や系統の優先順位付けも重要とした。
再生可能エネルギーに関しては、国連グローバル・コンパクト(UNGC)も11月5日、洋上での再生可能エネルギーを推進するためのロードマップを提示。世界風力会議と、政府間海洋学委員会(IOC-UNESCO)も支持を表明している。
【参照ページ】Global Wind Energy Council and Global Solar Council announce Global Renewable Energy Alliance
【参照ページ】GWEC and UN Sign Global Compact to Advance Offshore Renewable Energy
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