世界経済フォーラム(WEF)、国連環境計画(UNEP)、国際環境NGOの米ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)、熱帯森林同盟(Tropical Forest Alliance )の4者は11月1日、「アマゾン、セラード、チャコのための革新的金融(IFACC)」イニシアチブを発足。8社が加盟した。
IFACCは、投資コミットメント額100億米ドル、2025年までの投資実行額10億米ドルを目標に設定。中間目標として、2022年までに、30億米ドル(約3,300億円)の投資コミットメント、2億米ドルの投資実行を掲げた。
今回、加盟したのは、グリーンファンド、AGRI3、デュアグロ、グルーポ・ガイア、JGPアセットマネジメント、シンジェンタ、サステナブル・インベストメント・マネジメント、VERTの8社。資金動員形態には、ローン、株式投資、債券投資のファイナンスだけでなく、サービス提供等の形態も含まれる。
IFACCは、南米での森林破壊と土地利用変化を伴わない大豆生産と畜牛を促進。「森林ポジティブ」な生産モデルを構築する。参画企業が提供した資金は、農家が持続可能なビジネスモデルに移行するための資金として供給される。例えば、劣化した牧草地での生産拡大や、持続可能な牧畜の強化による収量増に投資する。
【参照ページ】Financial Institutions and Agribusinesses Commit $3 Billion to Sustainable Production
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