飲料世界大手英ディアジオ北米法人は10月25日、新型コロナウイルス・パンデミックからの回復に向け、米ワシントン州在住の人種マイノリティが経営する中小飲食店向けの支援基金「The Seattle Raising-the-Bar Recovery Fund」に、250万米ドル(約3億円)を拠出すると発表した。近年広がる人種格差の是正に取り組む。
同アクションでは、シアトル市チャイナタウン国際地区保護・開発局(SCIDpda)、ワシントンホスピタリティ協会教育基金、Friends of Little Saigonの3者と協働。選定事業者は、最大7,500米ドル(約85万円)の補助を受ける。
ディアジオの拠出資金は、SCIDpdaが管理し、中小企業に分配。ワシントンホスピタリティ協会教育基金は、SCIDpdaの6言語への翻訳サービスの支援のもと、プログラムの拡大する。同団体にFriends of Little Saigonを加えた選定委員会で、補助金需給企業を決定する。
ディアジオは1月、ニューヨークでも飲食店支援基金「Raising the New York State Bar」を発足。3月には、シカゴ市と協働し、地域コミュニティの安全と経済回復を支援している。その他にも、同社商品ブレット、クラウン・ローヤル、シーグラム・セブンクラウン、ドン・フリオ 、ギネス、ケテル・ワン等を通じ、新型コロナウイルス・パンデミックで影響を受けたホスピタリティ業界や人々の支援を進める。
【参照ページ】Diageo North America donates to the Seattle ‘Raising the Bar’ recovery fund to help reactivate the city’s hospitality industry
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