食品世界大手米ペプシコは10月26日、カーボンニュートラル化の加速に向け、米テキサス州ダラスとスペイン・バルセロナに、北米の食品・消費財業界初のデジタルハブを設立すると発表した。今後3年間、データおよびデジタル関連職の雇用500人以上を新たに創出する。将来的には、他地域にも拠点を拡大予定。
ダラスのデジタルハブでは、同社北米市場向け、バルセロナのデジタルハブは、世界全体向けのカーボンニュートラル化に関する研究拠点として機能する。両拠点では、AI等のデジタル技術を活用し、需要予測制度の向上を行い、製品の生産計画、生産、輸送、販売、配送を最適化。他にも、水消費量の最適化、工場からの水漏出の防止等を挙げた。
同社は将来像として、消費者がリアルタイムで販売や在庫データにアクセスでき、適切な場所・時間・価格で商品購入できることを想定。また同社従業員が、効率的に複雑な事象を管理できる意思決定ツールが活用できる状態を目指す。
同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)をサステナビリティ向上のための手段と位置づけている。
【参照ページ】PepsiCo Accelerates Digitalization with Launch of Digital Hubs in North America and Europe
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