動画配信世界大手英DAZNは9月23日、2017年にスペインのサッカー選手のフアン・マタ氏が設立を主導したサッカー選手の慈善団体「Common Goal」との間で、2年間のグローバル規模のパートナーシップを契約を締結した。
Common Goalは、プロサッカー選手やコーチに、給料の1%以上を、世界中のサッカー慈善団体を支援する共同基金に寄付することを誓約する運動。すでに、数多くのサッカー選手が誓約している。長期目標として、2030年までに1億人の若者にポジティブな影響を与えることを掲げている。
今回のパートナーシップは、両者が、「スポーツは社会を変える触媒(カタリスト)になり得る」という共通の信念と、スポーツと社会が交差する重要な問題について、長期的かつ解決志向の変革を推進するという共通の目標によって成立した。パートナーシップのもと、DAZNはCommon Goalに数百万米ドルを寄付。さらに、全世界の従業員の1%の時間を提供し、サッカー界に加え、ジェンダー平等、人種的正義、文化ダイバーシティの3つの分野での活動を支援する。
DAZNは、今回のパートナーシップの一環として、Common Goalとの共同ブランドおよび共同制作コンテンツを作成。協働して世の中にメッセージを発信していく。
DAZNは、今回のパートナーシップの狙いについて、次世代の選手を育成するというDAZNの長期的なミッションに直結していると説明。また、UEFA女子チャンピオンリーグとの間では、今シーズンからDAZNでの配信とYouTubeでの無料視聴を可能にする契約も締結。Common Goalには女子サッカー選手も多く署名しており、DAZNは選手の知名度の向上も支援。サッカー界全体の発展を目指す。
【参照ページ】DAZN AND COMMON GOAL UNITE IN MULTI-YEAR GLOBAL PARTNERSHIP
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