国際サステナビリティ報告スタンダード策定バリュー・レポーティング財団は9月28日、SASBスタンダードの「XBRL」タクソノミーを正式にリリースした。XBRLは財務報告基準のプログラミング言語として普及しており、今回SASBのデータも同様に扱うことができるようになった。
【参考】【国際】IIRCとSASB、経営統合し「バリュー・レポーティング財団」へ。既存スタンダードは維持(2020年11月27日)
XBRLタクソノミーの開発は、2020年10月にPwCとの間で委託契約を締結。2021年3月に原案を公表し、60日間のパブリックコメントを実施した。その後、微調整を行い正式リリースとなった。
バリュー・レポーティング財団は、XBRLタクソノミーのリリースを機に、XBRLタクソノミー・レビュー委員会(TRC)を設立。企業、公認会計士、ソフトウェア開発会社、データプロバイダー、規制当局等からボランティア委員を募る。
現在、SASBスタンダードを用いてESGデータを開示している企業は、世界1,280社以上。S&P1200グローバルの構成銘柄の半数以上がSASBスタンダードを用いている。
【参照ページ】Release of SASB Standards XBRL Taxonomy Accelerates Structured Reporting of ESG Data
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