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【国際】グローバル企業、再エネ・シフトでイニシアチブを相次ぎ発足。一段と加速化

 再生可能エネルギー関連17社・機関は9月16日、再生可能エネルギーのバリューチェーンとイノベーション・エコシステムを促進するためのイニシアチブ「持続可能なエネルギーのためのグローバル・アライアンス」を発足した。発電会社の他、素材メーカー、OEMメーカー、消費者、アカデミア等が連携し、政府や機関投資家との対話を進める。

 今回のイニシアチブの発足企業は、世界風力会議(GWEC)、グローバル・ソーラー・カウンシル、エネル・グリーン・パワー、EDP、イベルドローラ、アダニ・グリーン・エナジー、3M、ゴールドウィンド、エレクトロブラス、NTPC、JAソーラー、トリナ・ソーラー、Nordex Group、ReNew Power、Risen Energy、ミラノ工科大学、トリノ工科大学。

 また、再生可能エネルギー関連48社・機関は9月22日、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の下で「Coalition for Action」を組成。食料・農業とエネルギーシステムの双方のサステナビリティを追求するための変革を進める団体を発足。共同声明を発表した。

 今回の声明は、各国政府、再生可能エネルギー業界、農業業界に対し、提案を5つを示した。

  • エネルギー転換と食料システム転換の計画と実施を調整するための業界横断的な戦略
  • 農業従事者、企業、エンドユーザーの資本へのアクセスを改善するための多面的な資金調達手段
  • 生物多様性、生態系、コミュニティを保護しながら、エネルギーへのアクセスと農業収量の向上を可能にする革新的で業界横断的なビジネスモデル
  • 農業プロジェクトに再生可能エネルギーソリューションを統合するため、関連するスキル、知識、リソースを現地関係者に提供するためのキャパシティビルディング・イニシアチブ
  • プロジェクトのリスク回避、受容性向上、サステナブルな投資を効果的に導くための、農業での再生可能エネルギーの利用に関するデータの改善

 IRENAと国連食糧農業機関(FAO)は2021年初頭に、覚書を締結。食料・農業、漁業、林業のバリューチェーンと、持続可能なバイオエネルギーにおける再生可能エネルギー技術の発展を加速させることで合意。食料・農業システムのための再生可能エネルギー利用に関する共同報告書を年内に発行する予定。

【参照ページ】Global Alliance for Sustainable Energy is Formed to Take Collective Action Towards the Full Sustainability of Renewable Energy
【参照ページ】Key renewables players call for collaboration between renewable energy and agriculture sectors

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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