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【国際】ブラウン・フォーマン、2045年までの環境ロードマップ発表。リジェネラティブ農業も

 米飲料大手ブラウン・フォーマンは9月14日、環境フットプリント削減とポジティブインパクト創出に向けた2045年までのロードマップを発表した。自社の事業活動だけでなく、サプライチェーンまでを対象とし、サステナビリティ目標を設定。「気候変動」「水スチュワードシップ」「サーキュラーエコノミー」「サプライチェーン」の4分野に注力する。

 気候変動では、2045年までにスコープ3含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成を宣言。中間目標として2030年に同排出量を2020年比で半減、100%再生可能エネルギーへの転換を掲げた。

 水スチュワードシップでは、2030年までに主要水域でのウォーターバランス(ウォーターニュートラル)達成を目標として設定。水インパクトのネットポジティブを目指す。中間目標としては、2025年までに全従業員の水および衛生へのアクセスを確保する。

 サーキュラーエコノミーでは、2030年までにサーキュラーエコノミー原則を統合。廃棄物を出さず、素材循環を可能にする製品設計を行い、廃棄物ゼロにコミットする。

 サプライチェーンでは、2035年までにホワイトオーク木材の50%を管理された森林から調達、2030年までに100%リサイクル・再利用可能な一次包装を実現、2025年までに全ての一次サプライヤーに対しリジェネラティブ農業採用に向けたエンゲージメントの実施等を目標として掲げた。

【参照ページ】Brown-Forman Elevates Environmental Commitments
【参照ページ】Environmental Sustainability

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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