ファーストフード世界大手米ヤム・ブランズ傘下のタコベルは9月9日、サーキュラーエコノミー推進TerraCycleと協働し、米国でプラスチック製の使用済みソース・パッケージを回収する実証プログラムを開始すると発表した。
タコベルは、ファーストフード店舗だが、ドライブスルーでの利用が主流のため、店外で食事をしていることが多い。タコベルでは、年間82億個の使用済みソース・パッケージが廃棄されており、埋立処分となっている。そのため、店外での回収フローを確立しにいく。
まず、空になったソース・パッケージを、段ボール箱やその他のリサイクル可能な箱で収集。回収箱ボックスがいっぱいになったら、TerraCycleアカウントにログインし、無料の配送ラベルをダウンロードして印刷し、回収箱をUPSで発送する。店内にも回収ボックスを設置し、回収できるようにする。回収したパッケージは、プラスチック製品にリサイクルする。
回収箱の郵送でも二酸化炭素排出量を削減するため、テラサイクルが独自に編み出したメールバックモデルを採用する。また、ソース・パッケージそのものの代替も検討し、リサイクル可能な紙をしようしたパッケージや、PFAやプラスチック製の小窓を廃したパッケージも同時に検討する。
【参照ページ】Don’t Let This Love Go To Waste. Give New Life To Taco Bell® Hot Sauce Packets Via Terracycle
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