国際環境NGO21団体は9月14日、中国銀行に対し、石炭ダイベストメントを要求する共同声明を発表した。中国銀行は中国の銀行大手。同NGOらによると、中国銀行は石炭関連への融資がパリ協定採択以来350億米ドル(約3.9兆円)で世界最大。
今回の共同声明を発したのは、バンクトラック、350.org、Friends of the Earth(FoE)Japan、マーケット・フォース等。
今回の共同声明では、石炭採掘と石炭火力発電の新規及び拡張プロジェクトへの融資禁止を要求。また、パリ協定の目標と整合性のある形で、化石燃料産業への融資を段階的に廃止することも要求した。そのうえで、再生可能エネルギーの開発を、生態系の持続可能性と、地域コミュニティへの自由・事前・情報に基づく同意(FPIC)の原則を遵守した形で優先するよう求めた。
【参照ページ】Bank of China needs to get out of coal.
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