国際証券貸借協会(ISLA)は9月7日、同協会のサステナブルファイナンス委員会(ICSF)で検討してきた「持続可能な証券貸借原則(PSSL)」の改訂2021年版を発表した。PSSLの初版は2020年に発行されていた。
【参考】【国際】国際証券貸借協会、持続可能な証券貸借原則を策定。空売り・議決権行使・担保・税等(2020年3月7日)
今回発表の改訂版PSSLは、9つの原則で構成。初版で盛り込まれていた「整合性」「透明性」「税」「議決権行使」「担保」「空売り」「ステークホルダー関与」「イノベーションの」に加え、新たに「ステークホルダー関与・インクルージョン&ダイバーシティ」が加わった。
改訂版原則に対しては、すでに、BNPパリバ・セキュリティーズ・サービシーズ、PGGM、スタンダードチャータード、三井住友信託銀行等の機関投資家やサービスプロバイダーが署名した。
同原則の策定では、英政府イノベーション機関UK Research and Innovationの「経済社会研究評議会(ESRC)」から助成金を得た。
【参照ページ】Revised Global Principles for Sustainable Securities Lending issued alongside opening signatories
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