
SOMPOホールディングス傘下の損害保険ジャパンとSOMPOリスクマネジメントは8月5日、潮流(海流)発電向けの商品「潮流(海流)発電包括保険」の販売および海洋再生可能エネルギーに係るリスクマネジメントサービスの提供を開始すると発表した。
【参考】【カナダ】川崎汽船と中部電力、アイルランド企業と潮流発電で共同開発契約。日本企業の海外初案件(2021年8月17日)
同保険の補償内容は、発電所の建設工事や運転での財物損害をカバー(セクション1)。具体的には、建設工事では、建造、輸送、組立、据付等での火災、破裂、爆発、作業員の過失、海上輸送中の沈没、座礁、衝突、台風、洪水、落雷等の自然災害。運転では、変電設備や送電ケーブル等も含み、風力発電設備全体の火災、破裂、爆発、作業員の過失、海上輸送中の沈没、座礁、衝突、台風、洪水、落雷等をオールリスクで補償する。
さらに、セクション2として、潮流(海流)発電設備全体の建設工事および発電運転に関わる第三者賠償責任建設工事および発電運転に関わる第三者賠償責任(物的損害、人的損害)も補償する。
オプションとしては、セクション1によって補償される損害が発生した際に、損害防止費用と残骸撤去費用、作業用船舶待機費用も補償できるようにした。
リスクマネジメントサービスでは、工事期間中及び運転期間中の潮流発電設備の安全性評価を目的として、「潮流発電設備の定性リスク評価」を提供する。
SOMPOホールディングスは、今後、一年中安定した発電が見込まれる潮流(海流)発電に関し、日本は恵まれた自然条件下にあり、広く普及が期待される分野と言及した。
【参照ページ】海洋再生可能エネルギー普及を支援する潮流(海流)発電包括保険の発売
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