国連環境計画(UNEP)とスリランカ政府は8月20日、スリランカ河川でのプラスチック汚染問題に対応するためパートナーシップを発表。スリランカ政府は、UNEPの「CounterMEASURE」プロジェクトと協力し、国内河川でのプラスチック廃棄物の発生源を追跡する。
海洋プラスチック汚染については、8月に学術論文が発表され、主要河川が主な発生源となっていることがわかった。そのため、海洋プラスチック汚染対策のためには、河川での対策に焦点があたってきている。
CounterMEASUREプロジェクトは、機械学習、地理情報システム(GIS)マッピング、ドローン、マイクロプラスチックのサンプリング、市民科学等の最先端技術を用いて、プラスチック汚染を追跡する独自のアプローチを展開している。すでにカンボジア、ラオス、タイ、ベトナムのメコン川や、インドのガンジス川とその支流でも実証導入済み。それらの結果をもとに、地方、地域、国レベルの政府に対し、政策提言を行っている。
スリランカでは、国際環境NGO国際自然保護連合(IUCN)がパートナー機関として活動する。
【参照ページ】UNEP and Government of Sri Lanka announce a new collaboration to fight plastic pollution in rivers
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