三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は8月31日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の2021年度版レポートを発表。その中で、2050年までに投融資ポートフォリオのカーボンフットプリントでのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を宣言した。
同社は、気候変動に対するガバナンス強化の一環で、4月に取締役会でグループCuSO(最高サステナビリティ責任者)を設置を決議。また、役員報酬体系にESG評価を組み入れることも決めた。7月には、取締役会の委員会として、社外取締役2人、社内取締役2人、外部有識者2人の計6人で構成するサステナビリティ委員会も設置した。
二酸化炭素排出量では、2030年までにスコープ1とスコープ2でカーボンニュートラルを達成。2050年までに投融資ポートフォリオ(スコープ3カテゴリー15)でもカーボンニュートラルを実現する。
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【参考】【日本】SMFG、石炭火力ファイナンス全面禁止。但し、主力4子会社のみが対象(2021年5月12日)
【参考】【日本】MUFG、ネットゼロ・バンキング・アライアンス加盟。2050年投融資CO2ゼロ(2021年5月18日)
【参照ページ】温室効果ガス排出量ネットゼロへのコミットメントについて
【参照ページ】「SMBCグループ TCFDレポート 2021」の発行について
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