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【アメリカ】インテル、コミュニティカレッジ18校でAI講座提供。経済活性化と就労支援

 半導体世界大手米インテルは8月3日、米デル・テクノロジーズと協働し、米国11州の18のコミュニティカレッジでAI講座を開設し、AIの修了証や準学士号を付与するプログラム「インテル AI for Workforce プログラム」を展開すると発表した。次世代に充実したAI技術を教授、経済活性化や学生の就労支援を行う。

 同プログラムは当初、2020年から、アリゾナ州マリコパ郡のコミュニティ・カレッジとの共同事業として開始。今回、プログラム提供校を18大学にまで拡大した。18大学のうち8校は、米教育省からマイノリティ機関に指定されており、教育インクルージョンの意味合いも持つ。さらに2022年には、50のコミュニティカレッジや職業訓練校に拡大する計画が進行している。

 米国コミュニティカレッジ協会によると、コミュニティカレッジの学生の57%が女性、27%がヒスパニック系、13%がアフリカ系、6%がアジア/太平洋諸島系。また、学生のうち29%が、家族の中で初めて大学に入学しており、マイノリティの格差是正の集いが強い。

 一方、コミュニティカレッジの42%は、現在、AIに関する特定のコースやプログラムを提供しておらず、コミュニティカレッジの教育者の52%が、AIの指導を行う上での最大の障害は適切な専門知識を持つ教員がいないことと回答している。その上で、73%の教育者は、AI関連のスキルを持つ卒業生に対する雇用者の需要が高まっている。

 今回の提供する「インテル AI for Workforce プログラム」は、データ収集、コンピュータビジョン、AIモデルのトレーニング、コーディング、AI技術の社会的影響と倫理等のコースを提供。インテルはすでに、80人以上のコミュニティカレッジの教員に研修を提供し、AIトレーナーとして認定している。

 デル・テクノロジーズは今回のプロジェクトで、対面式、ハイブリッド式、オンライン式の学生を指導するためのAIラボの最適な構成方法についての技術的知見を提供する。
 
【参照ページ】Intel Launches AI for Workforce Program for Students in 18 Community Colleges

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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