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【国際】IOSCO、ESG評価機関・データ提供者に対する勧告文書公表。パブコメ募集

 証券監督者国際機構(IOSCO)の理事会は7月26日、環境・社会・ガバナンス(ESG)格付機関及びESGデータ提供事業者に対する勧告の市中協議文書を公表した。9月6日までパブリックコメントを募集する。

 IOSCOは、2020年にサステナブルファイナンス・タスクフォース(STF)を組成。国際会計基準審議会(IASB)を運営するIFRS財団が設置を進めるサステナビリティ基準審議会(SSB)との連携も決定している。

【参考】【国際】IFRS財団、SSB発足の準備機関設立。IOSCOもTEG組成。両者で国際サステナビリティ報告基準検討(2021年4月5日)

 IOSCOは6月、投資家向けにESGデータの開示を促進する必要性があるとの分析をまとめたレポートを発表。また同月、ESG投資の促進では運用会社が果たすべき役割が重要であり、そのために運用会社の意思決定におけるESG格付及びESGデータ商品の重要性を強調したレポートも発表している。

 今回の市中協議文書は、ESG格付及びESGデータ商品の提供事業者に対する課題と提言を分析したもの。その中で、ESGのローデータの信頼性と、ESG評価手法及びESGデータ商品の透明性を向上することや、ESG評価・データ事業とESGコンサルティングを分離する形での利益相反の防止、ESG評価機関と発行体とのコミュニケーションの改善を勧告した。
 
【参照ページ】証券監督者国際機構(IOSCO)が、ESG格付け及びデータ提供者についての意見募集を開始

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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