穀物世界大手米ゼネラル・ミルズの教育支援イニシアチブ「Box Tops for Education」と小売世界大手米ウォルマートは8月20日、レブロン・ジェームズ・ファミリー財団と協働し、アフリカ系米国人の教員増に向けたパートナーシップを締結したと発表した。
今回のパートナーシップは、ゼネラル・ミルズが1996年から米ミネアポリスで展開している学校への消費者寄付プログラム「Box Tops for Education」を発展させたもの。Box Tops for Educationは、現在は専用アプリを通じ、支援先の学校を選択できる機能があるが、今回アプリをアップデートし、直接選択した学校に寄付金を送付できるようにした。また、ミネアポリス以外の地域も支援先を拡大する。
今回発表のパートナーシップでは、アフリカ系米国人の教育促進NGO「Black Men Teach」のミネアポリス支部が、アフリカ系米国人教員数の増加を目的に計画。教師の人種不平等に、持続的な変化を生み出す一歩とする。
パートナーシップの第1弾では、動画「The Best Year Starts Here」を作成し、3人のアフリカ系米国人の教師が登場。生徒や指導者の目を通して彼らの教室での影響力を紹介する。動画の中で、Box Tops for Educationのアプリの機能も紹介する。
今回のパートナーシップで、ウォルマートは、新学期に合わせ、ECサイトや実店舗で「The Best Year Starts Here」のプロモーションを実施。デジタルおよび店舗での活動を活用して、プログラムへの関心と認知度を高め、Box Tops for Educationでの寄付金増を目指す。
【参照ページ】Box Tops for Education and Walmart team up with the LeBron James Family Foundation to elevate racial equity in education in a new digital series
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