IT世界大手米フェイスブック8月17日は、アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンが政治的権力を掌握したことを受け、フェイスブックは、タリバンが運営しているとみられるアカウントは以前から全て削除しており、今後も継続する方針を伝えた。同様の対応は、同社の他のSNSのインスタグラムやWhatsAppにも適用しているという。
また同社は、タリバンに対する支援や称賛に関する投稿も削除対象として禁止。現在、現地のダリ語とパシュトー語を母国語とする専門家チームが対応にあたっているという。WhatsAppについても、タリバンが通信用に使っていると見られており、判明し次第、アカウントを停止する方針。
アルファベット傘下のYouTubeも同様に、タリバン運営のアカウントは閉鎖対象としてきていることを伝えた。今後も同方針を継続する。
ツイッターは、暴力的な組織や憎悪に満ちた行為に対するポリシーに違反したアカウントは禁止する方針だが、現状ではタリバン幹部のアカウントは存続している。
また、アフガニスタン国内ユーザーの保護でも動いてきている。フェイスブックは、アフガニスタン国内ユーザーが自分のアカウントを迅速にロックできる「ワンクリック・ツール」の運用を開始。アカウントをロックすると、友人以外がタイムラインの投稿やプロフィール写真等を閲覧できなくなる。
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