キリンホールディングス傘下のキリンビールは8月19日、IoT・人工知能(AI)開発ユビテック提供の従業員安全モニタリングサービス「Work Mate」を、キリンビール工場およびキリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所に実証導入すると発表した。実証試験は7月から開始。スマートウォッチを介し、従業員の脈拍等から健康状態を計測する。
キリンホールディングスでは2019年、キリンビバレッジの滋賀工場で実証試験を実施済み。先行実証で好意的な結果が得られたことから、今回キリンビールで大規模な実証導入を進める。近年、気候変動に伴い猛暑日が増加。熱中症による救急搬送が増加傾向にあることから、同社は従業員の安全性と健康状態の把握を進めている。
今回の実証の検証項目は、「転倒検知」「健康検知」「操作性」の大きく3分野。店頭検知では、業務中に発生した転倒検知や誤検知のキャンセル可否の確認を行う。健康検知では、熱中症予兆検知や体調不良検知を確認。操作性では、画面の見やすさや充電のしやすさ、業務中利用の利便性、残業を含めた業務時間での同左を確認する。
【参照ページ】キリングループ工場でユビテックの安全見守りサービス「Work Mate」の実証実験を開始
【参照ページ】キリングループ工場で、ユビテックの安全見守りサービス「Work Mate」の実証実験を開始 ~スマートウオッチで、熱中症を含む従業員の安全・健康状態を検知~
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