カナダ保険大手マニュライフの運用子会社マニュライフ・インベストメント・マネジメントは8月12日、子会社のハンコック・ナチュラル・リソース・グループを通じて、米国メイン州の森林を89,800エーカー(約360km2)取得したと発表した。インパクト投資の一環。同社は米国では「ジョン・ハンコック」のブランド名で事業展開している。
今回取得した土地は、メイン州サマセット郡に位置し、カナダのケベック州との境界に位置する。ペノブスコット湖を囲むように広がっている。自然に再生したトウヒやモミ、北方広葉樹等の多様な樹種が混在している。同地は、一部、林業保全地役権が設定されており、自然と共存すること前提にした林業も営まれている。また、湖や川、地域の生態系の特徴を活かしたレクリエーションの機会も提供している。
今回の森林投資は、同社の「インパクト・ファース投資」に分類。カーボンクレジットでのオフセット用。同地は、過去5年間で年間平均224万tの二酸化炭素を大気から吸収した。
【参照ページ】Manulife Investment Management acquires U.S. timberlands for impact-first investment
【画像】Manulife
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