日本郵船は8月11日、同社が傭船する木材チップ専用船「CRIMSON POLARIS」が青森県・八戸港外で錨泊中に強風で流され座礁したと発表した。船体が2つに分断し、損傷箇所から積荷の木材チップと、燃料の重油及び経由が流出した。現在、海上災害防止センターにより、油処理剤と吸着マットを使用した油濁防除作業が実施されている。
同船舶は、パナマ船籍で、船主はMI-DAS LINE。管理会社は美須賀海運。総トン数は39,910tで、乗組員は中国人とフィリピン人が21人乗船していた。乗組員は海上保安部の協力により全員本船から退避し、無事が確認されている。分断した船体は陸から約3.8kmの沖合を浮遊中。
同船は、本船は座礁した8月11日時点で、燃料の重油が約1,550MT、軽油が約130MTを積んでいた。現時点で流失した油の量は不明。
【参照ページ】CRIMSON POLARIS号 座礁事故発生の件(第1報)
【参照ページ】CRIMSON POLARIS号 座礁事故の件(第2報)
【参照ページ】CRIMSON POLARIS号 座礁および油濁発生の件(第3報)
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