2050年までの投融資ポートフォリオのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットする銀行のイニシアチブ「Net-Zero Banking Alliance(NZBA)」は7月27日、NZBAのガバナンスを担うステアリンググループ(理事)の構成機関と議長を決定した。PRBの現在の署名機関数は53。
構成機関は、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、モルガン・スタンレー、HSBC、スタンダードチャータード、仏郵政公社、ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)、CIB銀行、アマルガム銀行、バノルテ、KB金融グループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の12社。議長はスターダードチャータード。
ステアリンググループは、経営者レベルの「プリンシパル」会合と、実務家レベルの「代表者」会合の2つで構成。国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)が事務局を努める。また国連もステアリングコミッティの1議席を保持する。プリンパル会合の議長は、スタンダードチャータードのトレーシー・マクダーモット行動・金融犯罪・コンプライアンス担当グループヘッド。代表者介会合の議長は、同社のサイモン・コーネル・サステナビリティ戦略担当グループヘッド。
【参考】【国際】ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス、加盟機関が53に伸長。総資産4100兆円(2021年7月12日)
【参照ページ】NET-ZERO BANKING ALLIANCE ANNOUNCES GOVERNANCE
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