文部科学省、経済産業省、環境省、188の大学は7月29日、「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」を設立した。大学が、国、自治体、企業、国内外の大学等との連携強化につなげる。また、5つのワーキンググループを設置し、カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)に向け、科学的知見を創出する。
参加した大学は、東京大学、京都大学、大阪大学、九州大学、北海道大学、東北大学、東海国立大学機構、東京工業大学、一橋大学、神戸大学、筑波大学等の国立大学や、東京都立大学、大阪府立大学、大阪市立大学、横浜市立大学等の公立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、東京理科大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学等の私立大学。大学でのカーボンニュートラルの動きで先行していた千葉商科大学や自然エネルギー大学リーグも参加した。
設置されたワーキンググループは、ゼロカーボン・キャンパスWG、地域ゼロカーボンWG、イノベーションWG、人材育成WG。地域ゼロ・カーボンWGでは、地域の計画・シナリオ策定に役立つ知見を創出する研究グループを2021年に創設。イノベーションWGでは、カーボンニュートラルを共通の目標とする新たな産学官民連携枠組みを2022年に創設する。ワーキンググループの上に総会で設立され、大学としての戦略をとりまとめる。
【参照ページ】「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」の設立について
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