Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】東京大学とIBM、量子コンピューティング活用で協力。東大の複数施設でIBMのインフラ設置

 東京大学とIBMは7月27日、日本初のゲート型商用量子コンピューティング・システム「IBM Quantum System One」を、東京大学の「新川崎・創造のもり かわさき新産業創造センター(KBIC)」で稼働開始したと発表した。両者は、2019年12月に「Japan–IBM Quantum Partnership」を締結し、公的団体や大学等研究機関と量子コンピューターの利活用に関する協力を開始していた。

 KBICは、川崎市の全面的な支援により、電気、冷却水、ガス等のインフラの安定供給や耐振動環境といった量子コンピューターの常時安定稼働に必要となる最適な環境を実現。IBMのシステムが安定稼働することで研究活動が加速することが期待されている。

 東京大学、川崎市、日本IBMは、量子コンピューティング技術の普及と発展に関する基本協定書を6月に締結。東京大学とIBMは別途6月、量子コンピューター技術の研究・開発を行うハードウェア・テストセンター「The University of Tokyo – IBM Quantum Hardware Test Center」を、東京大学 浅野キャンパス内にも開設している。さらに東京大学が設立した「量子イノベーションイニシアティブ協議会」の会員企業が自由に活用できる「コラボレーションセンター」を東京大学本郷キャンパス8月中旬に設置する予定。

 東京大学は、今回の提携を通じ、次世代の量子ネイティブの育成を進めたいとしている。今回、量子コンピューティングの開発に力を入れてきたIBMがパートナーとして選ばれた形となった。

【参照ページ】東京大学とIBM、日本初のゲート型商用量子コンピューターを始動

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。