飲料世界大手仏ペルノ・リカールは7月29日、新型コロナウイルス・パンデミックが収束に向かい、飲食店等への客足が回復する中、パーティでの責任ある飲酒促進キャンペーン「Drink More… Water」開始すると発表した。
同社は、責任ある飲酒に関する長期コミットメント「Créateurs de Convivialité」を掲げており、2009年から、若年層のアルコール乱用防止のための啓発を継続。2020年4月には、同社初となるパーティでの責任ある飲酒キャンペーン「Sharing Good Vibes」を開始した。同キャンペーンは、6ヵ月間で30カ国600万人へのリーチを達成した。
今回のキャンペーンでは、Z世代を対象に過剰飲酒の危険性を訴えるとともに、飲酒の有害性を低減させる上で水を飲むことの重要性を強調する。同社は、アルコール飲料製造でありながら、過剰飲酒が招くネガティブな影響を動画で紹介。より多くのアルコールを摂取するのではなく、より多くの水を摂取するべきだと呼びかける。
同動画は、7月29日から英国、ドイツ、ベルギー、ギリシャ、オランダ、メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、ドミニカ、ケニアで公開。2030年までに同キャンペーンを通じ、若年層100万人へのリーチを目標とした。
同社のパーティでの責任ある飲酒キャンペーンは既に、消費者から好意的に受け止められているという。同社調査によると、回答者の88%は、有意義だと回答。61.4%は「飲酒行動パターンが変わった」、74.5%は「水の促進や責任ある飲酒に関するメッセージは有用だ」と回答した。
【参照ページ】Pernod Ricard launches its innovative new Responsible Party campaign: “Drink More…Water”
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