ネクストミーツは7月30日、代替肉専用の研究開発から生産ラインまで備えた一気通貫型の工場「NEXT Factory」を新潟県長岡市に建設すると発表した。同社は2020年6月創業。イオンやイトーヨーカドー等160店舗や焼肉ライク等に代替肉を供給している。2021年1月には、SPACスキームで米OTCBBに上場。現在は日本だけでなくアメリカ、シンガポール、台湾、ベトナムなど海外10カ国以上に進出している。
今回の工場は、工場での二酸化炭素排出量やエネルギー等にも配慮。クラウドシステムを含むDX(デジタルトランスフォーメーション)も実践し、サステナビリティをDXの双方を追求する。工場を建設する長岡市は、同社の白井良・取締役会長兼米国法人CEOの故郷。設計・施工も地元の中越興業等が担う。
同社は、6月には長岡技術科学大学と共同研究契約を締結。代替肉に相応しい原料の研究開発に産学連携で進める。新潟の亀田製菓とも、2021年末の商品発売を目指して商品の共同開発を開始した。
同社は、世界初の焼肉用フェイクミート「NEXT焼⾁」シリーズ、100%植物性の⽜丼「NEXT⽜丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」等を販売。2020年6月の発売開始から1年で、国内外での累計販売数が10万食を超えた。2020年12月には豊田通商とのパートナーシップでも基本合意している。
【参照ページ】代替肉のネクストミーツ、代替肉製造専用の自社工場「NEXT Factory」新設のお知らせ
【画像】ネクストミーツ
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