欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP、旧コカ・コーラ・ヨーロピアン・パートナーズ)は7月26日、米ドリンクサーバー製造Innovative Tap Solutions(ITS)と協働し、再充填型の飲料販売の実証試験をスペインで開始すると発表した。
ITS開発のドリンクサーバーは、消費者がセルフサービスで注文し、消費量分を課金するモデル。消費者の再充填時に新たな容器を必要としないため、容器消費量の削減につながる。CCEPは2020年、包装・容器削減戦略のもと、同社コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のCCEPベンチャーズを通じ、ITSへ出資も行っている。出資比率は25%。
今回両社は、スペインのレストランチェーン運営Restaliaおよびレジャー施設運営Aspro Parksと協働。スペイン・マドリードにあるRestaliaのレストラン「100 Montaditos」、同国グラン・カナリア島にあるAspro Parksのパルミートス公園、アクアランド・マスパロマスにドリンクサーバーを実証導入する。無人店舗のため、新型コロナウイルス・パンデミック下での感染リスクも防止できる。
【参照ページ】Coca-Cola Europacific Partners trials packaging-free drinks technology in Spain
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら