【国際】インテル、インドでのネットワーク開発でエアテルと提携。東京五輪でもドローンショー成功

　半導体世界大手米インテルとインド通信大手バーティ・エアテルは7月21日、4Gと5Gの仮想化無線アクセス・ネットワークと（vRAN）とオープン無線アクセス・ネットワーク（RAN）技術のネットワーク開発で提携を発表した。インテルの技術を活用しバーティ・エアテルのネットワークを変革する。

　インドは、すでに世界第2位のインターネット人口6億2,000万人を有しており、今後、安価なインターネットのアクティブユーザー数は、2025年までに9億人にまで増加すると予測されている。

　今回の提携では、今後バーティ・エアテルのネットワークは、員樽のXeon Scalableプロセッサ、FPGA、eASIC、イーサネット800シリーズ、FlexRANリファレンス・アーキテクチャー等の技術を導入。同社がインド国内持つ3億4,500万人以上の加入者に向け、柔軟なインフラを提供していく。また、モバイル・ブロードバンド、モバイル・エッジ・コンピューティング、ネットワーク・スライシングの基盤も提供していく。

　今後の展望では、両社は、インドで5Gソリューションを幅広く開発し、インドで世界クラスの通信インフラ国にしていく考え。

　インテルは、7月に開催された2020年東京夏季オリンピック開会式でも、1,824機のドローン・ショーを成功させ、日本でも大きな関心を集めた。開会式でも披露されたインテルが開発した「Shooting Star」を用いた「ドローン・ライト・ショー」技術は、オリンピックでは、2018年の平昌冬季オリンピックで初めて披露され、約1,200機のドローンでショーを成功されており、今回が2回目の大会となった。インテルは、それ以外にも、2020年東京夏季オリンピックで数多く先端技術を披露する。

【参照ページ】Intel and Airtel Collaborate to Accelerate 5G
【参照ページ】インテル コーポレーション 東京2020オリンピック競技大会に画期的なプラットフォームを提供
【画像】Olympic

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所