鉄鋼サステナビリティ国際団体ResponsibleSteelは7月20日、世界第1号のResponsibleSteel認証を、アルセロール・ミタルの4つの製鉄所に付与した。ついに世界初のResponsibleSteel認証製鉄所が誕生した。
【参考】【国際】鉄鋼サステナビリティ認証策定ResponsibleSteel、中国での会合で認証初版公表。世界大手加盟(2019年12月26日)
ResponsibleSteel認証は、製鉄分野のサステナビリティ認証。今回初認証を取得したのは、アルセロール・ミタルのベルギー、ドイツ、ルクセンブルグの合計4製鉄所。ResponsibleSteel認証では、12の原則と、安全衛生、二酸化炭素排出量、水マネジメントと生物多様性、人権と労働者の権利、地域社会との関係等の問題をカバーしている。
ResponsibleSteelには現在、グローバル大手企業が多数加盟。加盟企業には、アルセロール・ミタル、タタ・スチール、USスチール、現代製鉄、BMW、ダイムラー、Gunung Raja Paksi、BHP、アングロ・アメリカン、South32、ボストン・メタル等が加盟。NGOからは、CDPやThe Climate Group(TCG)、We Mean Business等も加盟している。日本企業の加盟はゼロ。
【参照ページ】Press Release: ResponsibleSteel announces world’s first certified steelmaking sites
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