ユーグレナと鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は7月7日、包括連携に関する基本合意書を締結したと発表した。バイオ燃料のさらなる利用の可能性を探るために連携する。
今回の基本合意書の内容は3つ。
- 国連持続可能な開発目標(SDGs)の理念を踏まえ、主にバイオ燃料の利活用に関する知見について、相互の情報交換を促進する
- 鉄道・運輸機構が共有する内航船舶に、ユーグレナ社が開発したバイオ燃料の利用の可能性を探る
- 鉄道・運輸機構が施工する鉄道建設現場に、ユーグレナ社が開発したバイオ燃料の利用の可能性を探る
内航船舶では、軽油の代わりに、ユーグレナのミドリムシを原料としたバイオ燃料を利用することに関する性能、燃費、エンジン動作の試験を行う。また、A重油とユーグレナバイオ燃料の混焼の可能性に関する検証も行う。
鉄道建設工事では、鉄道・運輸機構が建設を手掛ける北海道新幹線、北陸新幹線、九州新幹線、神奈川東部方面線で、建設会社に対し、ユーグレナの燃料活用で協力を要請しにいく。
【参照ページ】鉄道・運輸機構とユーグレナ社が包括連携に関する基本合意書を締結
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