EUの金融報告フレームワーク検討機関European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)は7月8日、GRIと協働する声明を発表した。GRIスタンダードが欧州で最も活用されているサステナビリティ報告基準であることに鑑み、連携に動いた。
【参考】【EU】EFRAG、サステナブルファイナンス推進のため企業報告検討ラボの運営委員15人任命(2018年11月21日)
今回GRIと連携するのは、EFRAGのEUサステナビリティ報告スタンダード・プロジェクト・タスクフォース(PTF-ESRS)。PTF-ESRSは以前は、非財務情報開示スタンダード・プロジェクト・タスクフォース(PTF-NFRS)だったが、EU非財務情報開示指令(NFRD)がEUサステナビリティ報告指令(ESRD)に発展したことを受け、改称されている。
今回両機関は、知見を共有し、欧州でのサステナビリティ報告スタンダードが迅速に発展していくことで協調。さらに国際レベルでのスタンダードの一本化に向け協力し合う。運営面でも、双方のテクニカルグループにオブザーバーとして参加する。
PTF-ESRSは、IFRS財団等にも協力関係を呼びかけており、既存のスタンダード策定機関を軸に、統一基準を策定しく考え。
【参照ページ】EFRAG & GRI LANDMARK STATEMENT OF COOPERATION
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