イオンは7月8日、2030年までに日本国内の全店舗で使用している電力のうち50%を再生可能エネルギーに切り替えると発表した。イオンは国内店舗だけで年間約71億kWhの電力を消費している。
今回の目標は、同社が2018年に策定した「イオン 脱炭素ビジョン2050」の一環。同社の二酸化炭素排出量の約9割は電気で、今回のアクションは、1.5℃目標との整合性を担保。また、当初2050年までに店舗からの二酸化炭素排出量を2050年までにカーボンニュートラルにするとしていた目標を早め、2040年までのカーボンニュートラルを目標として宣言した。
【参考】【日本】イオン、RE100加盟。2050年までの店舗・オフィスでの二酸化炭素排出量ゼロ宣言(2018年3月30日)
再生可能エネルギーへの転換では、屋上への太陽光発電パネルの敷設、電力購入契約(PPA)モデルの導入拡大、卒FIT電力の買取強化、各地域での再生可能エネルギー電力メニューでの調達を進める。
導入計画では、イオンモール全155店舗では、2025年までに再生可能エネルギーへの100%転換を達成。イオンタウン全148店舗と、総合スーパーのイオン及びイオンスタイルでは2030年までに100%転換を達成する。
【参照ページ】2030年までに国内店舗で50%の再生可能エネルギー導入を目指します
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