銀行世界大手4社は6月30日、金融セクター向けのインパクト測定・評価(IMV)基準を開発するコンソーシアムを発足した。銀行における社会・環境インパクト情報開示の在り方を検討する。他の企業にも参加を呼びかける。
今回発足したコンソーシアムは、「Banking for Impact」。参加した企業は、UBS、ABNアムロ、ダンスケ銀行、DBSの4社。さらに、ハーバード・ビジネス・スクールのジョージ・セラフェイム教授が進める「インパクト加重会計イニシアチブ(IWAI)」とオランダのImpact Instituteも主要メンバーとして加わった。
【参考】【金融】HBSセラフェイム教授講演、「機会」としてのESGとインパクト測定 ~RI Digital: Japan 2020から~(2020年10月31日)
ハーバード大学の最新研究では、1,800社以上の上場企業の事業インパクトを収益化することで、環境への負のインパクト提言と株式市場での評価の下落に有意な関係があることが示されている。
【参照ページ】Leading financial consortium proposes new social, environmental impact-reporting rules for banks
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