中国自動運転大手WeRide(文遠知行)は6月23日、シリーズCの資金調達で3.1億米ドル(約340億円)の出資を受けたと発表した。ルノー・日産・三菱(RNM)アライアンスのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるアライアンス・ベンチャーズからも2回目の出資を受けた。特に日産に言及し、日産の中国向けのレベル4自動運転技術開発で重要な役割を果たすとみられる。
同社は、過去5ヶ月で6億米ドル(約660億円)を調達し、企業価値評価額は33億米ドル(約3,600億円)。今回の出資では、中国政府が2016年に設立した政府系プライベートキャピタルのChina Structural Reform Fund(中国結構整基金:国調整基金)、IDGキャピタル、Yutong(宇通客車)グループ等も出資した。
WeRideは2017年に広州市で創業。2019年11月には広州市で「ロボタクシー」を運行している。1年間間で15万回の走行を実現。累計で500万km以上の自動運転走行データを持つ。同社は4月には、米カリフォルニア州でも、自動運転の許可を得た。
【参照ページ】WeRide closed Series C fundraising, with recent investments from Alliance Ventures, China Structural Reform Fund and Pro Capital
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