ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)の理事会は7月1日、韓国の現代建設を注視リストに追加したと発表した。腐敗行為で重大なリスクがあるという。GPFGの倫理委員会が4月に勧告していた。
一方、タイPrecious Shippingは、2018年からの投資除外指定が解除された。同社は、バングラデシュとパキスタンで廃船解体に従事しており、人権侵害と環境破壊が指摘されていたが、GPFGの倫理委員会は同社が2016年以降、問題となっていた事業慣行が行われていないと判断した。
また、石炭基準で投資除外されていたアングロ・アメリカンとエンパイア・ディストリクト・エレクトリック・カンパニーも除外指定が解除された。エネル、EDP、エンデサ、ポートランド・ジェネラル・エレクトリックの4社についても注視リストから外された。石炭事業エクスポージャーが低減したため。
【参照ページ】Decisions on observation and revoking of exclusion and observation
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