コンサルティング世界大手ボストンコンサルティンググループ(BCG)とフィンランド石油化学大手ネステは6月17日、BCGの従業員出張において、持続可能なジェット燃料(SAF)を使用する契約を締結した。同SAFは、スウェーデン・デンマーク・ノルウェー航空大手スカンジナビア航空およびフィンランド航空大手フィンエアーの航空便で使用する。
ネステは3月、SAFクレジット購入スキームを通じ、監査法人世界大手デロイトの従業員のデルタ航空便での出張においても、SAFの供給を発表済み。4月には、ネステ従業員の出張での二酸化炭素排出量削減のため、ヘルシンキ空港のフィンエアーにSAFを供給。今回BCGにも同SAFを供給するかたち。
【参考】【アメリカ】デロイト、出張でのCO2削減でデルタ航空のSAFプラン契約。最大8割減(2021年3月6日)
BCGは2030年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成が目標。SAF使用拡大の支援も行っている。ネステ製造のSAFの利用では、製品ライフサイクル全体での二酸化炭素排出量を従来比80%削減できる。SAF利用に伴う同排出量削減には、第三者保証も行う。
【参照ページ】Neste and Boston Consulting Group announce new sustainable aviation fuel partnership to reduce the climate impact of business air travel
【画像】Neste
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