資源開発世界大手英豪リオ・ティントと重電設備世界大手仏シュナイダーエレクトリックは6月23日、両社の強みを活かした製品サプライチェーンでの二酸化炭素排出量削減を大規模に進める協働で覚書(MOU)を締結した。
まず、シュナイダーエレクトリックは、リオ・ティントでの製品生産やサプライチェーン全体でのエネルギーマネジメントを支援し、再生可能エネルギーへの転換等をアドバイスする。一方、リオ・ティントは、再生可能エネルギー転換を通じて調達・生産を低炭素化したアルミニウムや銅をシュナイダーエレクトリックに供給する。
また両社は、シュナイダーエレクトリックのIoTにも対応した企業全体のDXプラットフォーム「EcoStruxure」と、リオ・ティントが2月に始動したアルミニウムの透明性・トレーサビリティに関するブロックチェーン活用型のデジタル・サステナビリティ・ラベル「START」を連携させる。
【参考】【国際】リオ・ティント、アルミニウムの情報開示ラベルSTART開始。最終ユーザーに環境・社会可視化(2021年2月16日)
さらに両社は、二酸化炭素排出量を排出しない製法で生産された鉄鋼「グリーン・スチール」等、再生可能エネルギーを活用した希少資源の製造でも協働。長期視点での脱炭素化を進める。
【参照ページ】Rio Tinto partners with Schneider Electric to drive decarbonisation through circular and sustainable market ecosystem
【参照ページ】Rio Tinto partners with Schneider Electric to drive decarbonization through circular and sustainable market ecosystem
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