米環境NGOのRecycling Partnershipと国際環境NGO世界自然保護基金(WWF)が運営を主導する米国イニシアチブ「U.S. Plastics Pact(米国プラスチック協定)」は6月15日、プラスチックのサーキュラーエコノミー化に向けた2025年目標を発表した。同イニシアチブは、サーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団が運営するイニシアチブ「Plastics Pact」の地域プログラムとして2020年8月に発足していた。
【参考】【アメリカ】エレン・マッカーサー財団、U.S. Plastics Pact発足。食品・消費財・小売大手等60法人加盟(2020年8月28日)
今回設定した目標は、
- 2021年までに問題または不要と定義される容器・包装のリストを作成し、2025年までに全廃
- 2025年までにプラスチック容器・包装を100%再利用可能、リサイクル可能、または堆肥化可能に転換
- 2025年までにプラスチック容器・包装の50%を効果的にリサイクルまたは堆肥化
- 2025年までにプラスチック容器・包装での再生素材またはバイオ素材含有量を30%以上。バイオ素材は責任ある調達を徹底
米国プラスチック協定の加盟企業・機関は、コカ・コーラ・カンパニー、ネスレ、ダノンの北米法人、マース、ゼネラル・ミルズ、モンデリーズ・インターナショナル、モルソン・クアーズ、キューリグ・ドクターペッパー、ユニリーバ、ロレアル、ヘンケル、キンバリークラーク、コルゲート・パーモリーブ、イーストマン、ダニマー・サイエンティフィック、レキットベンキーザー、ウォルマート、ターゲット、テラサイクル等。
【参照ページ】U.S. Plastics Pact Unveils National Strategy to Achieve 2025 Circular Economy Goals
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