消費財世界大手米キンバリークラークは6月7日、米バイオテクノロジー・スタートアップRWDC Industriesとの提携を発表した。使い捨てプラスチックパッケージに替わる代替素材を開発する。5年以内に製品採用を目指す。
RWDCは、2015年に創業。ジョージア州アセンズとシンガポールに拠点を置く。植物由来の油脂や糖を微生物発酵し、ポリヒドロキシアルカノエート(PHA)を生産する技術を持つ。製品ブランド名は「Solon」で海洋環境でも生分解性を持つ。生分解性に関しては、TUV Austriaから生分解性や堆肥化の第三者認証を取得している。
同社は、2030年までにバージンプラスチックの消費量を50%削減する全社方針を掲げており、今回の提携もその一環。
【参照ページ】Kimberly-Clark Partners with Biotech Innovator RWDC to Design Sustainable Alternatives to Traditional Plastics
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