米宝石スタートアップのエーテルは6月3日、同社製品が世界初のビーガン・アクション認証を取得したと発表した。同社は2020年11月、大気から回収した二酸化炭素を原料としダイヤモンドを生成することに世界で初めて成功。製造過程で採掘による生態系破壊がないため、ビーガン認証商品として認められた。食品以外でのビーガン認証取得は新しい。
【参考】【アメリカ】宝石ベンチャー、大気回収のCO2でダイヤモンド生産に初成功。炭素回収の経済性に光(2020年11月8日)
今回同社が取得したビーガン・アクション認証は、米ビーガン商品認証機関vegan.orgが運営。同認証は、食品世界大手スイスのネスレ、消費財世界大手英ユニリーバ傘下のブランド「ベン&ジェリーズ」や代替肉世界大手米ビヨンド・ミート、味の素北米法人等の製品も取得している。
食品ではないダイヤモンド製造で認証取得に至った背景には、「ビーガン」の意味が、食習慣だけでなく、生活スタイルにまで拡大してきていることがあるという。
【参照ページ】On Creating World’s First Vegan Diamonds With Carbon Sourced from Air Pollution
【認証取得ブランド一覧】List of Companies Using Our Logo
【画像】Aether
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