IT世界大手米アマゾンは5月20日、米国のフルタイム従業員とその家族及び同居者を対象に、メンタルヘルスや日常生活支援サポートプログラムを開始すると発表した。平日・休日ともに、直接面談、電話、動画、SNS等で24時間体制で対応する。メンタルヘルスに誰もがアクセスできるようにすることで、職場のメンタルヘルス問題対策を行う。
米メンタルヘルス対策NGOのメンタルヘルス・アメリカによると、米国では2020年にメンタルヘルスに人が2,600万人以上もいる。米心理学協会の最近の調査でも、新型コロナウイルス・パンデミック後には、プライベートの生活でストレスを抱えている親の割合が48%にまで達した。
今回開始するプログラム「Resources for Living」では、無料の1対1カウンセリングサービスを年間で一人1テーマ3回まで。費用はアマゾンが年間2,400万米ドル(約25億円)を拠出する。また電話、動画、SNS等を含めた簡単な相談サービスや、自殺等を防止するための専門家による常時相談も受け付ける。さらに認知行動セラピー用のAppも提供する。
【参照ページ】Amazon Introduces New Mental Health Benefit for All U.S. Employees and Their Family Members
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