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【日本】サントリー、ボトルtoボトルリサイクルで自治体との連携強化。独自技術

 サントリーMONOZUKURIエキスパートとサントリー食品インターナショナルは5月19日、東京都稲城市と「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結した。サントリーホールディングスは2019年、使用済ペットボトルをリサイクルして再びペットボトルの材料「PETプリフォーム」を製造する工程を大幅に簡素化できる新たな技術「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発したと発表している。

【参考】【日本】サントリー、ペットボトルリサイクル製造のCO2排出量を25%削減できる技術開発(2018年3月31日)

 今回の協定では、東京都稲城市とサントリーグループは、家庭から分別回収された使用済みペットボトルを再生して、新たなペットボトルを生産する「ボトルtoボトル」リサイクルを2022年4月から開始。製造は、地域内の工場で行う。東京都稲城市は、プラスチックを再生利用する継続してリサイクルする「持続可能な循環型社会」の実現を目指しており、今回の協定に至った。

 サントリー食品インターナショナルは、同様の協定を、2月に兵庫県東播磨地域(高砂市、加古川市、加古郡稲美町、加古郡播磨町)で第1弾で締結し、4月から生産を開始。5月には茨城県鹿嶋市とも締結。自治体と連携することで、市民が分別した使用済みペットボトルからの水平リサイクルを進める。

 サントリーグループは、2030年までに世界で使用するペットボトルの素材を、100%再生素材または植物由来素材に切り替える目標を掲げており、今回のアクションもその一環。

【参考】【日本】サントリーHD、2030年までに化石燃料由来ペットボトル全廃。rPETと植物由来PETを原料に(2019年5月31日)

【参照ページ】東京都稲城市とサントリー 持続可能な資源循環型社会の形成に向けた「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結
【参照ページ】鹿嶋市と持続可能な資源循環型社会の形成に向けた「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結
【参照ページ】全国初!東播磨2市2町×サントリー ペットボトルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を締結

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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